2017年06月26日

『ルポルタージュ』売野機子



新聞記者の取材現場の張りつめた空気。
ちょっと未来の硬質な独特の世界観。
良質の映画をみているような映像でつながるストーリー。
売野機子さんは、『MAMA』がすごく好きだったけど、これもかなり好き。
今後の展開がよめない緊迫感も楽しみ。
じっくり次巻を待ちたい作品。



posted by ちま at 21:25| 大阪 ☔| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

『ありがとう、トニ・エルドマン』(ドイツ・オーストリア:2016年)



こちらの映画紹介がおもしろかったので、かなり期待して見に行きました。
が…ちょっと予想を大きく外してました。てっきり『寅さん』みたいなやつだと思っていたんですけど、かなり違ったシュールな感じでした。

シュールなオヤジギャグの連続って、つまり本当に笑えなくて。で、30歳過ぎて仕事バリバリの娘も全然笑えなくて。彼女が結局、今の仕事の耐えられなさを自覚してしまうあたりも笑えないし。仕事を辞めてしまっても、行き先がシンガポールだし、転職先がマッキンゼーだったりして、結局、似たような仕事するんだろうなあと思うとそれも笑えなくて。

この救いのない感じって、一体どう表現したらいいのかわからない。
今のEUの大きすぎる格差やら、グローバル化を直視しつつ家族映画を撮影すると、こんな感じなのでしょうか。下から見たのがケン・ローチの『私は、ダニエル・ブレイク』で、上から見るとこの『ありがとう、トニ・エルドマン』になる。

どちらの映画も、キーワードが「尊厳」ってところは、多分、偶然じゃない。
金じゃない、労働者として生きる尊厳が欲しいと訴えたダニエル・ブレイク
娘に「Greatest Love Of All」を歌うよう促す父。




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2017年06月24日

『最高の人生の見つけ方』(原題:The Bucket List)



2007年、アメリカ公開の映画。
ベテランのモーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンが主演。
じんわりくるいい話…だと思う。10年前ならギリギリ。
リーマンショック直前だから。

でも、今は。
モーガン・フリーマンが演じる修理工で、あの家は恵まれすぎている感じ。
まあ、息子たちが立派に育ってくれて、支えてくれたってのもあるだろうけど。
中流っぽい絵に書いたような信仰熱い大家族。
あんまり現実的じゃない気がする。
そして、男の浪漫というよりは、男の身勝手に思える。
もし、今似たような映画をつくるとしたら、モーガン・フリーマンはもっとずっと貧しい設定だろうなと思う。

なんだか似たような映画が他にもあったはずだと思い出してみたら、『死ぬまでにしたい10のこと』(2003年)。予告編を見たときには、暗すぎて救いがないなあと思ったので未見。でも、『最高の人生の見つけ方』よりそちらの方が古くて驚き。てっきり順序は逆な気がしたので。



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2017年06月23日

『現代中国経営者列伝』高口康太



キャッチコピーは「明治維新+高度成長=改革開放!?」
レノボの柳傅志、ハイアールの張瑞敏、ワハハの宗慶後、ファーウェイの任正非、大連万達グループの王健林、アリババの馬雲、優酷の古永鏘、シャオミ(小米)の雷軍などなど。

「改革開放」どころか、経済発展なんか想像もできない時代に、とにかく生き残るために生き馬の目を抜く中国を生き抜いた人たち。それぞれの経歴も異色で、一癖どころか、五癖も七癖もありそうな人たちの「立志伝」だから、おもしろい。

それぞれの人が1冊や2冊の立志伝本になっているのを、数人まとめてコンパクトな新書にして、馴染みのない日本の読者に提供している部分もポイントが高いです。
その世界で仕事をしている人はきっと中国語で原本を読んだり、ニュース記事なんかでよく知っているだろうから。私も、名前だけは知っているけれど、詳しくは知らない人たちなので楽しく読めました。

今、私の仕事楊パソコンはレノボ。使っているソフトはオフィスでなくkingsoft。
タブレットはファーウェイ。どれもこれも本書に登場するメーカーです。
そのうち、日本メーカーが身の回りから消える日も近いのかも。

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2017年06月22日

今日はスズメの生け捕り

帰宅すると、部屋に羽毛が散らばっていた。
数日前の片付け忘れではなく、明らかに新しい羽だった。
もしや、またスプラッタか(!?)とドキドキしながら部屋を確認してみても、鳥の死体は発見できず。

そのうちお坊ちゃま猫のクロがやってきて、ゴロゴロ甘えだしたけれど、なんとなくそわそわもしている。やっぱりおかしい。もう一度、部屋の中を確認して、ついでにあちこち窓を開けると、なんと天井近い電気の裏側からスズメが飛びたった。おお、今日のスズメは生きている!

どうやらクロに捕まって、部屋の中に連れてこられたけれど、ケガがなかったので逃げることができた模様。もしかしたら、捕まった時点で死んだふりでもして、部屋の床におかれた瞬間、さっと逃げたのかもしれない。天井付近で逃げ回るスズメを追っかけて、走り回るクロ。でも、今日はかわいそうだけど、スズメを逃さなくては!

そんなわけで、部屋中の窓を開けて、スズメが止まっている電灯をコンコン叩いて、なんとか追い出すことに成功。クロは不満そうだけど、あんまり毎日せっせと狩りをされてもこまるので厳しく対応しておいた(つもり)。

それにしても。
4ヶ月で我が家に拾われてきてから、ずーっと室内猫だったお坊ちゃまは、一体いつどこで野生に目覚めたのだろうか?謎だ???


posted by ちま at 20:42| 大阪 ☁| Comment(0) | 猫との生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする